眼球トレーニングについて

「内眼筋」と「外眼筋」を鍛える

視力回復トレーニングの基本は眼の筋肉を鍛えるということになります。

眼の筋肉である眼筋は、眼球の内部にある「内眼筋」と眼球の外側にある「外眼筋」があります。

「内眼筋」というのは瞳孔を拡大・縮小する瞳孔括約筋・瞳孔散大筋と水晶体の厚さを 変えてピントを調節する毛様体筋からなります。

内眼筋は疲労が蓄積することでコリ固まります。パソコンなど近くを見る作業を長時間続けると焦点が合わなくなってきたりしますが、それは内眼筋が機能不全になってピント調節がうまくいかなくなるからです。

内眼筋は主に遠近トレーニング調節力トレーニングを行うことで鍛えます。

一方の外眼筋は眼球を上下左右に動かす筋肉のことを差し、「内直筋」「外直筋」「上直筋」「下直筋」「上斜筋」「下斜筋」の6本の筋肉があって、1日に何万回もの眼球運動を行っています。

これから紹介する眼球トレーニングはこの外眼筋に働きかけるトレーニングです。

目を酷使することで疲労で凝り固まってしまった筋肉をほぐし、遠くを見ることなく調節機能が衰えてしまった筋肉を鍛えて、柔軟性を高めて血行を促進すること。

以上が、眼球トレーニングの目的になります。

眼球トレーニング〜上下左右斜めに動かす

眼球トレーニングの最初は眼球を上下左右斜めに動かすことで外眼筋を鍛えることからはじめましょう。

特に決まったやり方はありませんのでご自由にどうぞ。

トレーニングの一例:
  • 上下に眼を動かします。
  • 左右に眼を動かします。
  • 斜めに眼を動かします。
  • 右回り、左回りと円を描くように目を動かします。

以上を1セットと考えて、1日5セットを目安に行います。

眼の筋肉を意識して動かしたことがないと いう場合は目が痛むことがあるかもしれません。無理をしない範囲で様子を見ながらおこなうようにしてください。

眼球トレーニング〜指を眼で追う

外眼筋を鍛える眼球トレーニングを指を利用して行う方法です。

やり方は簡単で人差し指を立て、それを上下左右斜め、そして円を描くように動かして、それを目で追うようにします。

指を前後に動かすことで目の焦点を変え、内眼筋も鍛えることができますのでおすすめの鍛錬法です。

この眼球トレーニングの応用としては両手の指を立てて行うものもあります。

  1. 両手の人差し指を立て、両手を上下左右斜め前後とさまざまに動かします。
  2. 目は左右の人差し指の爪を交互に見ていきます。瞬時に視点を変えていくのがポイントです。

前後、左右、斜めとむちゃくちゃに動く両手の人差し指を眼で追うことで、自然と寄り目や反り目になって「内眼筋」と「外眼筋」が効率よく鍛えられます。

意識的に寄り目、反り目にすることは眼筋の緊張をほぐし、収縮力を改善するには非常にいい方法ですので、ぜひやってみてくださいね。

眼球トレーニング応用編〜立体視:平行法と交差法

あまり聞きなれない言葉だと思いますが、「立体視」というものがあります。

効果があったという話はあまり聞かないものの、「マ○カル・アイ」という本で眼の筋肉を鍛える方法として立体視が紹介されているんです。

「マジカル・アイ」という本はコンビニなんかにも置いてあるのを見かけますが、特殊な絵が掲載されており、普段と違う目の使い方(立体視)をすることで、絵の中から別の絵が浮かびあがってきたり、絵が立体的になって見えたりというものです。

普段使わない目の使い方をする(立体視)ことで眼の筋肉を鍛えるトレーニングとなるので、それが視力回復につながるというわけです。

立体視には二つあり、「平行法」と「交差法」と呼ばれています。

【平行法】
右目で右側の画像を、左目で左側の画像とそれぞれの目でそれぞれ別の画像を見るという平行的な目の使い方して画像を立体的にとらえる方法。平行法で立体視するときは、目の焦点が立体視専用の画像より先で合うように 遠くを眺めるイメージで見るのがコツ。
【交差法】
右目で左側の画像を、左目で右側の画像を見ることで視線が画像の前で交差するように見る方法。交差法は立体視専用の画像の手前で目の焦点が合うように寄り目がちに見るのがコツ。

慣れないうちは立体視で見るのは大変です。目の使い方になれるまでは目が痛くなる ことがあるので慎重に訓練するようにしてくださいね。

次は主に内眼筋を鍛える遠近トレーニングです。→遠近トレーニング