虹彩トレーニングについて

虹彩トレーニング〜虹彩の仕組み

虹彩トレーニングは明暗トレーニングともいわれます。

眼球の内部にある「内眼筋」には水晶体の厚さを変えてピントを調節する毛様体筋のほかにも瞳孔を拡大・縮小する瞳孔括約筋・瞳孔散大筋があり、この筋肉を鍛えるのが虹彩トレーニングになります。

虹彩とは角膜と水晶体の間にあり、眼球に入る光の量を調節してくれるものです。光の量に応じて瞳孔が大きくなったり、小さくなったりするのはご存知だと思います。

この虹彩の筋肉は不随意筋といって、意識的に動かすことはできない筋肉なので虹彩を鍛えるトレーニングでは人為的に明・暗の環境を作り出すことになります。

虹彩(明暗)トレーニングでは、虹彩の筋肉を強制的に動かすことによって、毛様体筋も一緒に鍛えることができるのでピント調節機能の向上に効果があります。

また、暗さへの順応(暗順応)も早くなるという効果が期待できます。

虹彩(明暗)トレーニングのやり方

虹彩トレーニングでは明暗の環境を作り出さないといけないので蛍光スタンドなどがあるとトレーニングがスムースに進みます。

  1. 蛍光灯スタンドの光を目を閉じた状態で十分に感じてください。
  2. 両手で目を覆って蛍光灯スタンドの光をシャットアウトします。真っ暗にします。
  3. 目を覆っていた手をはずして再び、明るさを感じます。1と2を繰り返します。

「明るさ」と「真っ暗」という状態を交互に繰り返すということです。なお虹彩トレーニング をやっている最中は絶対に眼を開けないようにしてください。

蛍光灯スタンドがなければ、部屋の電気をつけたり、消したりする方法でもいいです。 明と暗の差がはっきりしているほどいいのですが、まずしすぎるのも目に負担になるので、どちらかというと完璧な真っ暗を作るほうに集中しましょう。

虹彩(明暗)トレーニングは、明るさを感じて5秒間、目を覆って暗さを感じて5秒間を10回程度繰り返してください。

明るさは目のストレス!?

「本は明るいところで読みなさい!」

と言われて怒られた経験を持つ人は多いのではないでしょうか?確かに暗い場所で本を読むとそのぶん目に負担がかかるので目に悪いのは間違いないです。

しかし、実は暗いところより明るいところで本を読むほうが目に悪いということについて知っている人は少ないと思います。

その昔、あるJリーグの選手で視力が急激に落ちた選手がいたんですが、原因はカメラのフラッシュだったそうです。

人気選手となると報道陣やファンからカメラのフラッシュを絶え間なく浴びるわけですが、そのフラッシュが原因で視力が落ちてしまったそうです。

明るすぎる照明や点滅する蛍光灯は非常に目に負担です。パソコンやスマホが目に悪いのも近くを見るという行為が目に負担をかけてしまうのは当然として、液晶画面から発せられている点滅する光やブルーライトが目に負担だからなんですね。

明るさや眩しさは暗さ以上に目にとって大きなストレスになるということは覚えておきましょう。

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