コルネアプラスティー

コルネアプラスティーとは?

コルネアプラスティー「corneaplasty」という視力矯正の技術を知っている人は少ないのではないでしょうか?

これは現在アメリカで開発中の最新近視治療になります。

治療方法についてですが、オルソケラトロジーを進化させたものであり、オルソケラトロジーの要領で角膜を矯正した後、 特殊な酵素を加えることで角膜についた癖を半永久的にしてしまうというものになります。

「オルソケラトロジーの可逆性を保ちつつ、一回の治療で視力の改善が永続する技術」それがコルネアプラスティーです。

コルネアプラステイーで視力が矯正される仕組み

コルネアプラスティーは「オルソケラトロジー+酵素治療」ともいうことがいえます。

角膜の組織は一層の細胞層が何層にも積み重ねられた構造になっており、それぞれの層は、プリテオグリカンという蛋白質で結びついています。

コルネアプラステイーでは、特殊な酵素を使ってこのプリテオグリカンの働きを弱めて、その間にオルソケラトロジーレンズを装用し、角膜を矯正します。

角膜が矯正させたことを確認してから次にプリテオグリカンの働きを元に戻す酵素を注入すると角膜表面はオルソケラトロジーレンズで矯正された形状のまま固定されるというわけです。

コルネアプラステイーの日本導入はいつ?

コルネアプラステイーの素晴らしいところは十分な視力がでなかったときや逆に過矯正となってしまった場合、何度でも治療し直すことができるということです。

1度手術したら問題が起きても元に戻せないレーシック手術のデメリット、視力矯正効果が数時間しかなく、毎日就寝時にレンズをいれたり、 ケアしないといけないオルソケラ トロジーのデメリットすべてをコルネアプラステイーは解消してくれるという点は見逃せません。

コルネアプラステイーの開発が進むアメリカでは現在、FDAの認可を取るべく臨床データ を蓄積するための治験が行われているといいます。

おそらく2013年ぐらいまでに日本でもコルネアプラステイーの治療が受けることができる のではないかと思います。

追記:

2015年1月現在、コルネアプラステイーについての新しい情報というのは何も入ってきていません。

さすがに、ここまで何の音沙汰もないとなると、もう期待しないほうがいいと思います。

ただ、コルネアプラステイーの実用化がモタモタしている間に、ここ日本で矯正した角膜の形を維持する視力矯正法が開発されて、すでに実用化されてます。

多分、日本だけでしかこの治療は受けられないと思います。いやー日本人でよかった。

それが「オサート・クロスリンキング療法」です。

これは日本におけるオルソケラトロジーのパイオニア的存在である三井メディカルクリニックの院長である三井石根氏が開発した視力矯正法になります。

円錐角膜という角膜の中心部が突出してくる病気の治療法である「クロスリンキング」という技術をオルソケラトロジーと組み合わせたものなんだとか。

詳細は、三井メディカルクリニックの「オサート・クロスリンキング療法」のページをみてもらいたいんですが、クロスリンキングという円錐角膜の治療法は、医療用紫外線とビタミンB2を用いて角膜の形状を保持する(変化させない)という効果があるみたいなんですね。

この角膜の形状を保持するという効果に目をつけて、オルソケラトロジーと組み合わせることができたら、オルソケラトロジーレンズで矯正した角膜も、 その状態で維持できるじゃないかというのが「オサート・クロスリンキング療法」の着想であり、実際やってみたらできたという話なんです。

そんなわけで、コルネアプラステイーの実用化や日本導入はもうどうでもいい気がしないでもないです。

だって、日本には、オルソケラトロジーで矯正した角膜形状をクロスリンキングで固めてしまう「オサート・クロスリンキング療法」 があるからです。